菜園の肥料と堆肥

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肥料には大きく分けて2種類があります。 科学肥料と有機肥料です。科学肥料はご存知のように人間が肥料の成分を人工的に 作った肥料です。有機肥料は自然中にある肥料です。例えば腐葉土や獣の糞や骨 などがありますが、野菜栽培では家畜の糞を利用します。 園芸店には色々な肥料を販売していますが、私は有機肥料だけで栽培するようになりました。


<有機肥料の特色>
・少しずつ肥料が効き長くもつ
・年々土壌が良くなっていく
・微生物が好む
・野菜に害が少ない


<科学肥料の特色>
・効き目が早い。速効性
・追肥に向いている
・使い続けると年々土壌が荒れてく。
・微生物がいなくなる
・野菜の生育が悪く実や葉が硬くなる
・肥料やけがある



<鶏ふん>
鶏の糞を発酵させた肥料で窒素5%、リン10%、カリウム8%が含まれています。 家畜の糞の中では肥料分が最も多く化成肥料なみに速効性なので施しすぎないように注意します。 発酵済みの鶏糞を購入します。発酵が済んでいない鶏糞は注意しないと肥料やけになる可能性があります。 発酵鶏糞には粒上に大小粉と種類があり、形状が小さいほど即効性になります。 元肥としても追肥としても使用できます。



<豚ふん>
豚の糞を発酵させた肥料で鶏糞の次に速効性があります。 窒素3%、リン5%、カリ1%、含まれております。 豚は植物飼料を多く食べているので堆肥として土壌改良にも 適しています。



<牛ふん>
牛の糞を発酵させた肥料で肥料分は少しかありません。 主に土壌改良にも使用され元肥としてたっぷり施しておきます。



<油粕>
油粕はナタネや大豆から油を絞った粕で主に窒素分の多い有機肥料です。 暖効性のため元肥として利用されますが、大量に施すとアンモニアガスが発生するので 苗に障害を及ぼします。苗や種を植え付ける3週間位前に施して起きます。 発酵油粕は発酵が済んでいるのでこの心配はなくなり、追肥としても利用できます。 最近色々な配合されたものも市販されたいます。骨粉入り油粕はリン、カルシウムなどを補うことができ とくに実野菜を栽培するときに良いでしょう。



<米ヌカ>
米ヌカは栄養豊富です。リン分が多くリン酸4%、チッソ2%、カリ1%が含まれています。油粕と配合で有機肥料として使われます。



<骨粉>
家畜の骨を砕いた肥料で暖効性でリン酸20%の肥料です。 元肥として利用します。



<配合肥料>
科学肥料と有機肥料もあります。 チッソが多く配合したものや、リン、カリを多くしたもの、また同じ割合に配合したものなど種類があるので栽培する野菜に適したものを選んで使用します。 元肥として使われ苗の根が直接触れないよう少し話した場所や深い所に待肥として有効です。



<有機化成肥料>
有機肥料と化成肥料を配合した肥料です。有機肥料は少しづつ長く、化成肥料は即効性の性質を両方配合した肥料です。



<液体肥料>
液体肥料は追肥専用の肥料です。速効性ですぐに野菜に養分が吸収されます。元肥を入れていても 栽培期間が長いキュウリやナス、トマトなど大型の野菜は途中で追肥が必要になってきます。 追肥で一番手っ取り早いのが液体肥料で1週間に一度位の感覚で水をあげるときに水に混ぜて 施します。液体肥料には2種ありすでに希釈してあるものと、原液のものとが売れています。 希釈してあるものはそのまま野菜に施し、原液のものは説明書を読んで水で薄めて施します。 また肥料要素の配合が何種類かあって、チッソ分が多いもの、リン分が多いもの、またカリが多い 液体肥料があり、栽培する野菜の種類が合わせて選びます。参考例として葉野菜はチッソ分が多く 入っているもの、根野菜や実がなる野菜はリンとカリ分の多い液体肥料が良いでしょう。



<堆肥>
堆肥には大きく分けて栄養堆肥とふかふか堆肥とがあり、栄養堆肥は栄養分が多く含まれていますが ふかふか堆肥は栄養分というよりは土壌改良を目的として使用されるものです。 写真のバイオ堆肥はふかふか堆肥の方になり土壌改良のために畑や庭プランタに大量に 使用されます。特に新しい畑ですぐ硬くなりやすい土壌の場合は沢山投入し、土壌の保水性、 通気性、保肥性を高めます。逆に栄養堆肥は沢山投入すると栄養過多になるので元肥として 必要な量だけを使用します。



<尿素>
尿素は元肥としても追肥にも使います。特にナス栽培に適しており、元肥料として、また追肥として施します。 根に触れると肥料焼けを起こすので、肥料の上に土をかけたり、根から離れた所に施しましょう。



<化成肥料>
チッソとリンサン、カリで配合され、チッソ分が多く配合されたもの、 リンサンが多く配合されたものなど用途によって選びます。 即効性肥料で追肥に利用されますが肥料分が多いので苗や根から離して施します。 化成肥料を使い続けると土壌がやせていき野菜が健全に育たなくなるだけでなく環境汚染にもつながるのでお勧めできません。


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